FictionJunction – PARADE感想

9年ぶり!梶浦由記さんのソロプロジェクト「FictionJunction」のニューアルバム。
せっかくこういう場所があるんだからということで感想書いてみる。

語彙力の無さと表現の下手さはご容赦ください。

曲それぞれの感想はこの後書いていくのだけど、
アルバム全体の印象としては「人生」を感じるだった。
それはもちろん梶浦さんの作曲家30周年という作曲家人生でもあるし、
ずっと梶浦さんの音楽を聴いてきたかじうらーとしての人生もある。
そして、私自身の人生でもある。
今まで生きてきた道を振り返り、そして、進んでいくんだなぁと気持ちになった。
なんだこの人生観が詰まったアルバムは…という。

1. Prologue feat.KAORI/KEIKO/YURIKO KAIDA/Joelle

みんな大好きでしょOvertureということで、大好きです。

2. ことのほかやわらかい feat.KAORI/KEIKO/YURIKO KAIDA/Joelle

Kalafinaが歌ってても全く違和感がないと思った人はたくさんいそう。
そして、タイトル詐欺(褒め言葉。
きっとタイトルから想像した曲ではなかったはず…!
メロディ的にちょっとおどろおどろしい展開もあるけど、
サビのひかるシリーズのフレーズもそうだし、歌姫がコーラスを繋いでいくのがとても好き。

3. 夜光塗料 feat.ASCA

曲の系統的にはDreamscapeみたい雰囲気を感じる。
ASCAさんの歌声が入るとちょっと勝ち気な女の子のロック感が増して面白い。

4. Beginning feat.KAORI/KEIKO/YURIKO KAIDA/Joelle

Beginningというタイトルでこれからの始まりって雰囲気もあるけれど、
詞から感じるのは、悲しいことがあったけど、また頑張ろう的な始まり。
原曲に忠実なカバーという印象。
ただ、音の使い方の変化をすごく感じる。

5. もう君のことを見たくない feat.rito

タイトルでもう優勝。梶浦さんっぽくないストレートな詞が印象的。
どっちかといえば石川さんが書きそうな…。
好きなのに素直に好きと言えない気持ちやそんなつもりじゃないのに言ってしまった後の
後悔みたいな感情はすごくわかる。
ritoさんの真っ直ぐな声と年齢的な所もあるのかもしれないけど、
言葉が重くなりすぎないのは良いなと思った。

6. 櫂 feat.Aimer

一瞬、水の証…?と耳を疑いそうになったのは私だけではないはず。
シンプルなピアノの音とAimerの歌声が心地よい。
梶浦さん x Aimerさんの楽曲としては、今までとはまた違った印象を感じる。
川の流れに身を任せ流されそう。なんのための櫂と言っては駄目。

7. 蒼穹のファンファーレ feat.藍井エイル&ASCA&ReoNa

爽やか。SAOという作品を見事に表現した楽曲だなぁと思う。
swordlandの使い方がとても良い。
「物語は続く」とか「新しいページの向こう」といったこれからも続いていくんだよと
言ってくれているのは作品ファンからしたら嬉しい詞だなぁと思った。

8. 八月のオルガン feat.LINO LEIA

曲展開が好き過ぎる。転調盛りだくさんでだけど、
不安になる要素がなく山を登っては下りのアップダウンを感じることができる。
歌モノだけど気持ち劇伴寄りの梶浦楽曲という印象。
コーラスがっつり、LINO LEIAさんの透き通る歌声がとても良い。

9. それは小さな光のような feat.KEIKO

ライブで聴いた時と少し印象は変わった。
この曲聴くと「僕だけがいない街」の悟と雛月の関係、
悟と犯人(ネタバレになるから言えない)の関係性を感じてしまう…。
のだけど、カバーでは作品という枠を越えて、胸に刺さるものがある。
何か思い出とかと紐づくものがあるのかな…。

10. from the edge feat.LiSA

LiSAさん名義ではなくFictionJunction名義というのがわかる1曲な気がする。
正直フルで聴いて化ける曲と思っていてTVサイズじゃ全部の良さが伝わらない。
是永さんのギターが最高にカッコいい。

11. moonlight melody feat.KAORI/KEIKO/YURIKO KAIDA/Joelle

この曲は貝田さんフィーチャーと言っていいぐらい貝田さん。
貝田さんの歌声がとにかく可愛い。
楽曲コンセプトの「世界の誰もが知っている歌」であり、
最初から最後まですーっと入ってくる。
同じワルツでも、「君の銀の庭」のような不穏要素もないので安心して聴ける。

12. 世界の果て feat.結城アイラ

胸キュンストーリー。
10代前半の希望に満ち溢れ、これから世界が広がるんだイメージ。
アイラさんの明るい歌声と楽曲の世界観とすごく合っている。
詞がめっちゃ好きです。

13. Parade feat.KAORI/KEIKO/YURIKO KAIDA/Joelle

Joelleさんの歌声が素晴らしすぎる…。
今まで辿ってきた道を振り返りつつ、前に進む。人生を感じる。
梶浦さん、人生を達観している…と思ってしまった。
多幸感に包まれ、自然と涙が溢れてくる。

最後に

なんとかPARADEリスニングパーティ (2023/4/23 20:00~)に感想書けてよかった…。
梶浦さんの楽曲のコメントや皆さんの感想見すぎると引っ張られちゃうから。

他の方の感想を聞いたり、話したいなと思った。

感じたは人それぞれだから。

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